その日
すっかり放置してしまった・・・
最近は新しいシステム開発と会社の立ち上げ準備等で釣りに行くのが精一杯で、
釣行記をまとめる時間も無い。。
という訳で、既に4月だってのに未だに2020年の年末の話です。
あれからぐっと冬型が強まって気温も水温も一気に下がってしまった。
水温に至っては10度前後と1~2月の頃ともうさほど変わらないぐらい。
川で見かけるアングラーもぐっと減ってきた。
最後の1本を釣ってから既に8連敗。
このまま2021年を迎えそうだなぁと思った年の瀬。
「31日釣りに行こうよ」そんなLINEが久しぶりの友人から飛んできた。
このままボウズ続きで新年を迎えるより、
あえず顔を拝んで年を越した方がなんとなく縁起が良さそうだし、行くか。
そんなノリで行ってみることに。
ポイントに着くと思ったより風があって、
ちょっと強めに吹いたときは波がウェーダーの中にインしそうだ。
あまり真面目にやったことのない場所なので、
飛距離、レンジを変えながらいろいろと探っていく。
どうやらボトムに僅かな地形変化があるみたい。
流れと地形変化を把握できたので集中して流すといきなりルアーが引っ手繰られた。
元気のいいファイトで上がってきたのは60ちょいのシーバス。
とりあえずボウズはない、良い正月が迎えられそうだ~
風が強くて浸かったままじゃ写真を撮ることが出来ないので撮影無しでリリース。
その後しばらく静かな時間が流れた後に、再びルアーにゴツっと手応え。
さっき魚のと違い随分と重量感がある。
魚の挙動と感触からスレでは無さそう。
首振りのストロークも大きめなのでとりあえず80は越えた?
慎重に寄せて友人がランディングしようとすると、
どうもネットに入りきらないみたいで魚体の半分はネットの外にはみ出ている(汗)
仕方なくネットは諦めてシャローまで引っ張って行くと、
なんとフックが1本しか掛かってない。
しかも顎の下側に掛かってるから口が開かずにボガが打てない。。
仕方なくウェアーのまま左腕を水中にイン。
僅かに開いた口に親指をねじ込みガッチリと握ってなんとかランディング。
一息ついてサイズを計測すると、、
マジか、越えてんじゃんか。
今日誘ってくれた友人に感謝。
こんな年越しなら毎年でもいいよ、大歓迎です(笑)
ピース100
気温は徐々に下がってそれらしい季節感になってきた。
ウェアのレイヤードもヒートテック極暖→フリース→ダウンJKでちょうどいい。
これがヒートテック超極暖になると厳冬期仕様です。
前回の釣行から1ホゲした翌日。
最近使っていなかったアイマ ピース100(p-ce100)。
鹿児島の友人が餌みたいに釣れるからって封印してたんだけど、
最近渋くてどうしても釣りたかったから解禁したよと言っていたのでマネしてみた。
このルアーは優秀で巻いても沈めても良い。
そして固定重心なのに良く飛ぶ。
「沈めても」というのはリフト&フォールね。
水平姿勢でロールしながらのフォールは秀逸。
自分の場合、これに限ってはリフト&フォールといってもロッドで煽るのではなくて、
リールをくりくりっと巻いてはフォールの繰り返し。
リップが付いているからなのか普通のシンペンより大きな波動が出せて、
かつフォールでリアクションも狙えるので、
巻の「動」とリフト&フォールの「静」とで2度美味しい。
で、こいつをブレイクの向こう側にキャストしてボトムまで沈めて、
リフト&フォールしながらアップヒルにブレイクを舐めてくる。
するとググンとバイト。
しかしながら1発目のジャンプでバレ…
マジか~という感じでこの日は終了。
翌日、同じ潮位で同じ場所、同じルアーで同じアクションでゴン!
今度は外しませんでした。
サイズ的にも良き。
昨日のリベンジが出来て「やったー!」という前向きな気持ちと、
「昨日のが捕れてればなぁ、、1本損したよ」という女々しい気持ち。
釣りってどういう結果になっても完全に満足することって無いのかもなぁ。
久しぶりの場所と再会と
この冬初めての場所。
「以前はここばっかり来てたなぁ」なんて思いながら駐車ポイントに向かうと
見覚えのある車が止まっていた。
春先に通っていた場所で馴染みのあるベテランロコに師事していた若人だ。
会うのは半年ぶりぐらいかな?
最近はひとりでいろいろな所に入っているみたいで、
この場所もほぼ初めてだというので地形や流れなんかを教えてあげることに。
おおよその地形とウェーディングルートを教えながら撃って行くと彼にヒット。
惜しくもほんのちょっとだけランカーには届かなったけど良いサイズだ。
ガイドした訳ではないけど、釣ってもえらると嬉しいね。
さらに潮が引く翌日。
同じエリア、過去に何度か実績のある場所でほぼ潮止まりに2本キャッチ。
なぜかこの時期らしいサイズに縁がないけど、貴重な魚。
どんなサイズであろうと嬉しいね。
迷走
次の大潮は新月。
なので次の満月は二潮ほど先か、さすがに落ち鮎パターンも無いかな~
そうすると今の川は秋から冬のパターンに移行する時期。
はて、だとしたらベイトは何でどういう場所をメインに釣ればいいんだ?
落ち鮎の残像パターン狙いで、人が居なくなった場所に張り付ても良いんだけど…
という感じで迷走。
目ぼしいへエリアへタイミングをずらして釣行を繰り返すものの全く釣果は上がらず。
夕マヅメには夏の夕暮れのようにイナッコが群れを作って移動している。
まだトップで釣れんじゃね?とデイゲームをしてみたり、
いやいやもうハゼも落ち始めてるし、とバイブ巻き倒してみたり。
でようやく釣れたのがコレ。
おひさしブリーフのコチ。
こんな感じであっという間の7連敗。
巷で言われるシーバスハイシーズンの秋、実は苦手です。
二日目が大切
タイトル通り、二日目が大切なんだよね~
再現性の有無が今後の引き出しになるか、ただの思い出になるのか大きな分岐点です。
なので、当然昨日のポイントにGO!
昨日と違い風も無くて、鏡の様な水面にベイトが作る波紋がチラホラ。
今日はベイトの量が多いのか、それとも昨日も同じで見えなかっただけなのかな?
なんて思いながら流れが効き始めるのを待つ。
待ちながらもポツリポツリと広がる波紋にカゲロウ124Fを投げ込む。
基本はアップに入れてウェイトを戻したら「ほっとけ」で流すだけ。
産卵に絡まない未成熟の鮎も捕食されてるから巻いても釣れるんだけどね、
パターンに合ったそれっぽいメソッドで釣れたら格好いいでしょ?
10メートルも離れていない場所でポッと波紋が広がる。
その波紋に入るようにカゲロウをキャストして流し込む。
すると「ボシュ」と音と同時に重量感が手元に伝わる。
なかなかの良型。
標準体型だけど流れに乗って良く引きました。
昨日とは全く違う釣れ方だけど、このエリアを選んだ考え方は間違ってないみたい。
場所が機能しているって事でOKです。
その後、期待の水位になっても昨日のピンは音沙汰無しで終了。
それならばとトライした三日目の結果は…
この子のみ。
パターンは終了したみたい。
次の潮周りは新月、その後の満月は11月末か~、さすがに無いな。
という訳でこの場所はまた来年です。
落ち鮎パターン??
懲りずに落ち鮎場所を避けて前回とは違う場所に。
既に1ホゲしているけど、
前回に来たときに「水深、水勢など諸々ちょっと違うな~」と思ったので、
違う潮位で来てみた。
まだ水が多い時間はイマイチだったけど時間が経つにつれて徐々に流れが出始めた。
狙っているあたりも流れが効き始めたので、
立ち位置を替えながらダウンで巻いたりアップから流したり。
下げが進み流心が離れて自分の立ち位置の流れが止まった。
そろそろかな~?とメインの流れにややダウンに撃ちこんで、
ルアーが反転流へと流れ出たと思われるところでガツン!
トルクのある首振りと重量感。
なんか良さそ~
元気が良くてランディングにちょっと手こずったしまった。
良い魚だ。
いかにも鮎食べてます的な感じのプロポーションで嬉しい。
その後、まだ流れがあるうちにと同じコースを流してちょっと小ぶりのサイズを追加。
その後は流れも無くなり、魚の反応も無くなったので終了。
読みが当たって取れた魚はサイズに関係なく感無量です。