再会
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水温:13度
19:00~22:00
今日は下げ。
潮位差が大きいので下げに合わせて躊躇なく沖へ出る。
目的の場所までの間に、いくつかぼんやりとしたスリットが存在し、
要所要所でくまなくレンジを探るも何もなし。
回遊メインとなる場所なので、たとえスリットやブレイクがあったとしても、
よほどの幸運でもなければ投げたルアーとシーバスと遭遇する可能性は
低いだろうと思う。
ほとんどの釣行は、その場所が機能するタイミングを探りに通っている、
といっても過言ではない気がする。
1匹の釣果はその膨大な無駄の上に成り立っているんだ。
お目当ての場所までたどり着いたが、何事もなく時間は経過していく。
思いのほか水深があったので少し重めのバイブに変えて数投。
根掛かり?と思うような重みにわずかな生命感。
ソゲ。
釣れただけでもありがたい。
先日のコチや今日のソゲ。
こんなのが食べやすい小さなベイトが入ってきているのだろうか。
ずいぶんと潮も下げ、流れもタルくなってきた。
もう一度上から探りなおそうとルアーをフラペン・シャローへチェンジ。
テールに付いた可動式のリップが水を掴みすぎて、
シンペンのわりに動きすぎてしまうところが気になって入れどころに悩むルアー。
こんな状況ならばと久々に手に取った。
思った通りほど良いスピードでリトリーブできる。
こういう感じなのか、と自分のなかの不安要素を消化しかけてきたときにガンと。
あれ? これでいいと思ったスピードだったけどボトム小突いちゃったかな。
頭ではそう考えたのだが、体はしっかりとフッキング動作をしていた。
アフター特有のヌメっとしたファイトで上がってきたのは、
あの幻の魚じゃないですか(笑)
ちょっと気になったのは、フッキングの位置。
自分は左岸に向けてキャストしていたのだが、フックは魚の右かんぬきに。
これって下流側からは食べてないということか?
上流からか? もしくは後ろから食って左に反転したのか。
じつはこれ、けっこう興味深いことで。
このポイントが魚にとってどういう場所なのか推測するヒントになったりもする。
俺の考えは、、
もちろん言わない(笑)