Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

ボーナス

2018/09/22

水温 23度

 

せっかく釣りへのモチベーションが上がってきたところなのに、
あいにく仕事が忙しくなって釣行がままならなくなってしまった。


続けきた台風に、川は常に増水と濁り。
ハタからきくとバッドコンディションだが、
自分のホームでは増水は魚を呼び、濁りはプレッシャーを解放する。
まさにボーナスだ。

そんな好機にもかかわらず、なかなか川に向かうことも出来ず、
たまに魚を掛けてもバラし。。

やっと仕事の落ち着いた土曜。
まとまった時間が取れたので、いつもとは違うフィールドをチェックしに下流域へと足を向けた。

海水と淡水が混じる汽水域。
恒常的に濁った川にいくらでもキレイな海水が挿すエリアが気になったのだ。


例年なら夜には秋を感じさせる涼しい風が吹くものだが、今年はまだお預けらしい。
いくらかでも涼を求めて浸かれるポイントをセレクトしたのだが、ポイントに着いて驚いた。
まだ昼潮のこの季節、夜の潮位が高いのは承知の上だが。。

どうやら上流のダムが降りに降った雨と、この後に来る大型台風に備えて大量に放水している事に起因しているようだ。
目論見は大きく外れ、仕方なく陸っぱりで。

すでに少し上げの潮が効き始めている。
潮が挿すボトム付近をシンペン、バイブで攻めていく。

ボトムタッチの感触から久しぶりのポイントの情報を得ようと神経を集中させる。
どうやら手前のブレイク付近になにか沈みモノがある。
狙うべきなのか気をつけるべきなのか。。


ルアーをバイブに変えると、ときどき金属的なショートバイトがある。
例えるならカラーが合っていないときのヒラの様なバイトとでも言おうか。

せっかくなので積極的に掛けにいってみると、何度目かのバイトの後にフックアップに成功した。

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写真には無いが、トリプルフックの刺さった1本以外は噛み潰され歪んでいた。

 

更に追加はないかと色気を出した途端、例の沈みモノにガッチリと根掛かり。
うう、俺、青過ぎ。。

 

しかしながらチヌとは言え、生命感があるのは嬉しい。
根掛かりロストにも集中を切らさずキャストを続ける。

次のバイトはシーバスとわかるしっかりしたソレ。
バイブへのバイトはそれなりの勢いがあることが多く、反射的に合わせると掛が浅くなりがちで、ルアーの特性もあって外れることが多い気がする。

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「案の定」な写真。


最近、写真はiPhoneでしか撮影しない。
赤外線が無くても意外に魚にフォーカスしてて驚くね。
え、今さらですか?