モアザンPE TW使ってみて インプレ
夏前にダイワのモアザンPE TWを購入したことはブログに書いたんですが、
それなり使い込んだんでインプレでも。
新しいリールをバンバン買う財力は無いので、もちろん既存機種を入れ替え(涙)
入れ替えたのは、お気に入りだったスティーズ。
スティーズは機能として何の不満も無かったけど、いかんせん塗装が弱すぎ。
ぶつけてもいない所がポロポロと剥がて辟易。
サムバー裏(上の写真中央。色の変わってるとこね)とか、
ぶつけても居ないのにフレームの上とか。
個体差もあるだろうし、性能的にも満足だったから同機種を再度買うつもりだった。
そう、つもりだんったんですが。
モアザンはフラッグシップだけどスティーズと実売価格にそんなに差はないし、
なによりマグフォースZ PEロングディスタンスチューンスプールに惹かれて(笑)
使い始めたのが夏だったので、
まだスタンダードな120ミリサイズのルアーはあまり投げ込んでないですが、
90ミリ前後を中心にした使用感を。
配色の黒金コンビは好き嫌いが別れるところですね。
ご丁寧にラメまで入った塗装はちょっと厚めっぽいので少し安心かも。
艶々にカラーリングされたボディは濡れると滑りそうだけど、
そんな心配は天下のダイワさんには無用でした。
ラインは8本編みのPE1.5号が200メートルしっかり入る。
100ミリのロングハンドルは思いのほか気にならない。
ジリオンTWHDを使った時は少し違和感を感じたけどなぁ、、
このあたりの感覚は個人差あるけど、問題無く慣れるレベルかな。
ちなみに100ミリから受けた恩恵は皆無です。
で、気になる飛距離はと言うと。
自分のキャスティングではスティーズのほうが飛びます。
え?ロングディスタンスチューンスプールは?と思いますよね?
自分もそう思いました。
分かりにくい説明になるんですが、
スティーズとモアザンを同じマグセッティングで同じルアーを投げたら、
きっとモアザンのほうが飛ぶ。
きっとと書いたのは、比較してないから。
言い方を変えると、リールそれぞれのベストなマグで投げたらスティーズ。
対してモアザンはマグ5以上で可変、メカニカルはゼロポジ。
どういうことかと言うと、モアザンのマグは5から下は非常にピーキーで、
自分ではとても扱えない。
スティーズならマグ+サミングで飛距離を伸ばせるけど、モアザンは無理。
じゃあモアザンはダメなの?
これまた難しいんだけど、一言で「ここ!」という感じではなくて。
イメージ的にはとてもきれいで大きなバランスチャートが描けている、と言う感じ。
必要以上に飛距離を落とすことなく楽でトラブルレスなキャストが出来る。
楽に「飛ばせる」という意味では、ちゃんとロングディスタンスですね。
それと、いままで空中姿勢を崩しやすくてトラブルの元だったルアーが
断然使えるようになった。
スネコン、ガボッツなどはその最たるもので、投げるとホップしたりカーブしたり。。
自分のタックルでは使い物にならなった(BlueBlueさんごめんなさい)けど、
モアザンに変えた途端その現象は影を潜め、他のルアーと遜色なく飛ぶようになった。
メカニカルやサミングでは実現できない微弱なブレーキが常にかかっているのかな?
とにかく姿勢が安定しました。
使えるルアーの選択肢が広がるのはこの上なくありがたい。
いろいろと書きましたが、とにかく使い易さと安定感はピカイチです。
もう一台買うなら迷わずにモアザンを買う、と言い切れるぐらい良いです。
ラインも8本編みですが全く問題ない。
たぶん1.2号にしても大丈夫。
これからハイシーズンを迎えてルアーサイズも絶賛UP中なので、
また気づいたことがあれば書いてみます。