Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

年の瀬

12/31

水温:9度

 

釣友と2人で四国へ遠征に向かった。

せっかくの冬休み、良い釣りをして終わりたいのだ。

 

昨年は2人でホゲリ倒しの年末年始を迎えた。

今年はそんな年末を過ごしたくない(笑)

 

しかしながらこの時期、どこでも状況は厳しいはず。

おまけにこの年末年始はとてつもない寒波であちこちで降雪の予報が出ており、

名古屋で5cmの積雪があった。

 

自分たちも道中での降雪、積雪を危惧し出発を2日ほどスライドさせたのだが、、

 

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 それでも雪でした。。

途中、雪に見舞われるも、何とか無事に四国へとたどり着くことが出来た。

が、この先どこまで行けるのか、まだまだ予断は許さない状況である。

 

 

到着は予想時刻にほぼピッタリの深夜2時。満タンだ。

四国には2人とも過去に何度か訪れており、その度に良い思いをさせてもらっている。

そんな記憶を頼りに幾つかポイントをめぐる。

 

それにしても寒い。

釣りをしなければ外出したくない、いや、釣りをするのも躊躇する程の寒さ。

 

そんな極寒のなかフィールドを巡るもベイトの姿が見当たらない。

やはり、と言った感じ。

 

遠征前の最大の不安要素が水温低下によるベイトの不在だった。

案の定、どこへ行っても見つけることは出来ない。

もちろん本命がいない事には話にならないが、ベイトはそれ以前の話だ。

 

仕方なく、流れや水温、明暗などベイト以外の要素でどうにかなりそうなポイントを

幾つかセレクトし、先ずは釣りをしてみることにした。

 

 

明暗の出来る橋。

まずは確実に結果が出せる彼にベストポイントを打ってもらいたかったので、

彼を明暗のできる上流側に、自分は下流側にポジションした。

自分は橋脚撃ちが苦手なのだ。

 

そして釣りを開始するやいなや、爽快なバキューム音でキャッチしたのは

ランカーと言われるサイズの立派なシーバス。

釣ったのはもちろん彼。当然写真も無しだ(笑)

 

彼がキャッチした事はもちろん嬉しかったが、

水温9度で釣りが成立する可能性を見いだせたことへの安堵感が上回った。

 

 

続きます。

 

 

 

 

潤井川

12/24

 

「今年は全然振ってないだろ? たまには練習せい!」と師匠に誘って頂き、

隣県のC&Rエリアにドリフト練習へと向かった。

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川と言うより排水路 人間って罪深いね

潤井川。

2014年、自分が初めてウェットフライを振りに来た川だ。

なぜこの川を選んだのかはよく覚えていない。

 

住宅街を流れるその川は、富士山の湧水が流れる非常に透明度の高い川で、

厳冬期でも水温が保たれるためハッチも多い。

護岸が続くそのロケーションに賛否はあるが、自分は好き。

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この透明度!

今日はソフトハックルメイン。

普段は細くても1号のティペットしか使わないが、今日は0.6号からスタート。

あまりに細くて長いティペットに、軽いソフトハックル。

う~ん、ターンさせるのが難しい(笑)

ドライメインのアングラーから笑われてしまうなぁ。

 

気温も高く、既に多くの虫がハッチしていて、セキレイが盛んに虫をついばんでいる。

 

ソフトハックルなので、いつもよりスイング幅を狭くするよう

ラインとティップの角度、ラインメンディングの頻度にアドバイスを受けつつ、

目星をつけていたポイントを重点的に流しながら釣り下る。

 

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護岸だらけで撮影する場所が無いのよ

小さく見えるが40cmそこそこ。

細いティペットで無理も出来きず、寄せては走られを繰り返し。。

 

放流場所から遠いこの場所は、放流魚と言うより過去放流の魚が多く、

どれもヒレが完全に回復していてコンディションは良い。

 

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これは50cmチョイ 猛烈に走った

その後も掛けては外しを繰り返し、終わってみれば半日弱で5ヒット2キャッチ。

相変わらずフッキングに課題あり。

 

魚がどこに定位していて、流れたフライに対してどう反応して、どの向きで咥えたか。

そう言った事がしっかりと把握できていないと、水深の無い川では上手くフックアップできない。

 

今後の課題もハッキリして良い練習になった。

いつも完璧なフライと的確なアドバイスをくれる師匠に感謝。

 

潤井川 キャッチ&リリース区間

miyagyo.amebaownd.com

 

また来よう。

年券も買っちゃったしね(笑)

 

悪人面

12/23

水温:16度


うねり続きだった事もあり、ほぼ海と言えるこのエリアの水温はやはり高い。
上げが随分と込んで、あと3時間程で夜明けと満タンを同時に迎える。


ここ最近の状況とはうって変わってベタ凪。
風も無くルアーのハンドリングも難なく行える。

暖かい海水の影響か、ボラが多い。
他にベイトは居るのだろうか?
ルアーへの感触は無い。


潮のたるみを感じ始めた頃、
手前のブレイク上でベイトの感触が何度かあった後に軽いバイト。
コチか?と思ったが弱々しい突っ込みの後上がってきたのはヒラメ。

 

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悪そうな顔をしてるよね

50センチくらいだろうか?
一瞬、メッキかと思うくらい引かなかった。
ベンダバールが強すぎるのかな?

 

ゆっくりと夜が明けていく。
今日は風が強くなりそうだ。

トゥーランドット

12/20

水温:未計測


テッペンからのど深夜釣行。
我ながら、平日なのに良くやるなと感心。

最近通っている河口部。

ボトム付近でベイトの感触があるが、単発。
それ以外には何の反応もない。

午前2時を回った所でタイムアップ。
「この後に釣れちゃうのがあるあるですね」 と戯言をホザいて撤収するも、
明け方に届いた釣友からのLINE。

 

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まずは、ショートスリーパーに体質改善?いや改悪? が結果への近道かも。

眠ってはならぬのだ。

ライトアップ

12/18

水温:14度

河口。
前回の経験から、ロッドを長尺のベンダバールに変更。
よりデッドにリトリーブしても、しっかりと水を掴むルアーをいくつか補充した。

やはり今夜も引かない。
南西の風と大きなうねりが入っている。

プレッシャーのかかるこの場所は多少ガチャガチャしていた方が、
個人的には良い気がする。
もちろんベタ凪の方が釣りはしやすいけどね。

しばらくすると、自分のしも手の立ち位置で一本上がったようだ。
場所もタイミングも間違ってはいない、筈なのだが。
(もちろん、立ち位置の違いは大きいのだけれど。)

 


シラスウナギ漁が始まった。

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幻想的な光。冬の風物詩だね。

水辺に縁のない人は、深夜の川にこんな景色が広がっているなんて
思いもよらないだろう。

 

存分にホゲリ貯金も貯まってきたはずだ。
そろそろ下ろさせて下さいな。

オールド・ルーキー

12/17

水温:13度

 

前回、水温があまりにも低かったので、中流域は捨て下流へ浸かる。

潮位的には充分に浸かれる、いや、むしろかなり沖まで出られる時間なのだが、
全く引いていない。


沖に前線でもあるのか、昼間に南風が吹き続けたのだろうか。
狙う場所までは行くことは出来ないが、
海水が多く入っているだろうとプラスに考えて、行ける所まで行く。

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ブラックじゃないところがカッコイイよね。

浸水したウェーダーを新調してみた。
ブランドのトップグレードだが在庫セール品だったので
経年劣化していないか不安だったが、とりあえずOKで一安心。

 

あっという間に上げが込んできた。
これだけ潮位が高いと、釣りが出来る時間は短い。

 

ベイトはチラホラと見かけたが、 今日もまた何事も無く終了。
辛いシーズンがやってきた。

お前はずっとだろ!のツッコミは無しでお願いします(笑)