やっと
夜の潮が小さくなり入れるポイントがこの1カ月でぐっと減ってしまった。
おまけに5月半ばの大雨で河口の地形が大きく変わってしまって、
幾つかのウェーディングポイントも無くなってさらに厳しい状況に。
最後の潮に向けてカワヌベを狙う場所を決めておきたかったけど、
自分の意志とは無関係にそうせざるを得ない感じになった。
ただ、川に入ってさえくればここだろう、と思えなくもない場所も無くはなくて、
幸いにもまだそこを撃てる場所にはエントリーすることが出来る。
だけどその地形変化も、例の河口の変化で徐々に消失しつつある。
撃ちたいポイントは下げでは川の流れが集まり上げでは潮が湧き上がる、そんな場所。
小潮の下げ。
流れはだいぶトロい。
風向きと流れに合わせてうまくボトムを刻めるルアーをセレクトして、
その変化をなめるようにトレースする。
どれくらい経ったろうか?
既に海への流れは無くなりわずかに上流へと流れ始めた。
自分のやや上流に狙う地形変化の起点となる場所がある。
たぶんそこが一番いいところ、のはず。
上げの流れに乗せて流し込めばブレイクにルアーを長く留めることが出来る。
今なんだけどなぁ~
何度目の流しだろう?ルアーがブレイクを降りていく途中で久しぶりのバキューム感。
そして次の日も。
そしてまた次の日も。
全て同じピン、同じパターンで。
ちなみにルアーは全てima YOICHI LIGTH。
そしてその翌日。
海からの猛烈な風で釣り難いけど、今日は若潮。
確認せねばなるまい。
川の流れはまだ下げ。
ややダウンにキャストしても下流からの風でラインがモウレツにはらむ。
ボトムを釣っているつもりだけど、正直なにをしてるのかサッパリわからない。
ルアーの位置すらも把握できない。。
ルアーのウェイトを重くするとボトムを食いすぎちゃうし。
センシティブにボトムを釣るのはダウンでは厳しそう。
ならばとアップで例のピンにダイレクトに入れてみるも、
ルアーはあっという間にブレイクから遠ざかってしまう。
おまけに釣り難さはそれほど変わらない。
唯一の救いは、流れで押されるためかルアーのボトムコンタクトが明確なこと。
まぁさっきよりはマシかとキャストを繰り返すと渋~いバイト。
ボラスレのような鈍い感触だったけど迷わずフッキング。
昨日までの勢いと重さこそ違えど間違いなくシーバス。
迷いなくドラグを掛けて遠慮なくゴリ巻き。
昨晩までのパターンは上げだけど、今日は下げ。
新しいパターン。
昨日までの魚よりも一回り大きいし、新しい群れなのかな?
もしかして上げでヤツが入ってくるかと期待したけど、もちろんそんな事は無く。
おかわりすらも無く終了。
一晩にワンチャンで1匹。
これが今の夢の川か、、
さみしいね~