落ち鮎を避けて
混雑する落ち鮎パターンの釣り場を避けて、
鮎を求めて川に入った魚が一時的に止まるんじゃないの？という場所を開拓してみる。
とは言うもののそんなに上手くいくわけもなく、あっという間に余裕の4連敗。
まあここ湘南では割と当たり前な数字なんだけどね。
そんな今夜も懲りずにそんな場所で上げに乗って入って来るであろう魚を狙う。
（上げで川に入る、には諸説あり。）
川にはベイトがまだまだいっぱいで、未成熟の鮎、イナッコ、カニなどなど。
下げ止まりの少し前から流心に絡む地形変化を撃ちながら上げかえしを待つ。
下げは完全に止まって、水面にチョット汚いアクの様な泡が目につき始める。
これは海でせき止められた川の水が行き場を失って、徐々に水位を上げてきたからだ。
そんな泡が勢いを持って上流方面に流れ始める。
「上げが効いてきた。」
と思ってゲンマ85Sでボトムをタイトに刻むと、グッと言う感触。
あっ、、根掛かり…
こんな時に～！
とロッドをガンガンあおっているとポーンと外れた感触。
ラッキー、と思った次の瞬間にコンっ、と。
おお～ハングオフで食った！
まるでバスみたいなバイト。
こんな事あるんだねぇ。
このハイシーズンにしては、、のサイズだけど貴重な1本。
ありがたや～。
その後は全くアタらず、ガンガンに上がってきた水位にビビッて納竿です。
バキュームバイト
昨日の状況を考えて違う場所に入ってみた。
食うならここだろうと思う場所を上から下まで攻めてもノーバイト。
えぇ～、と思いながらゲンマ85S でボトムをネチっこく攻めていたら、
想定していたよりだいぶ離れた位置でバイト。
とりあえず釣れたことにホッとしながら立ち位置を移動。
ポイントのブレイクにはゲンマ85Sの13gじゃ届かないので、
ヨイチ80にチェンジして同じパターンでボトムをネチネチ。
すると吸い込み系の「コンッ」と言う明確なバイト。
じつはディープのインビジブルな釣りが好きなタイプの人なので、
こういうバイトが大好きだったりする。
ちょっとサイズアップ。
この時期の魚はサイズの割に良く引いて楽しい。
帰宅時間を大幅に過ぎてしまったので、この魚を最後に大急ぎで撤収。
昨日と今日ってそんなに違う？
続くかな？と思って前回と同じ場所に釣行。
しかしながら、同じタイミングに同じ釣り方で攻めるも全く反応無し。
ようやくバイトがあって、よっしゃーと思ったのも束の間。
上がってきたのはまん丸のヘラブナ。
場所とタイミングにシビアなのはいつもと何も変わらない。
その後も粘っては見たものの、ボラすらも現れず失意の終了。
昨晩から何がそんなに変わったのかねぇ、、
誰か教えておくれ。
ボラの雨
かなり減水して平水に近くなってきた。
もう浸かっても大丈夫そうかな？
下げから最干まで撃ってみたものの反応は無し。
相変わらず渋い川だねぇ。
増水＋濁りでプラス要因ばっかりなのに、
場所とタイミングにシビアなのはいつもと何も変わらない。
せっかくだから上げが込んでくるまで撃ってみることにして、
流れのタルイ時間も我慢して待つ。
暫くすると緩い上げと共に大量のボラが上ってきた。
ボッチャンボッチャンと元気よく跳ねまわっている。
そろそろかと思ってゲンマ85Sの13gでボトムを刻む。
細かいボトムタッチで地形変化を舐めていくとすぐにヒット。
でもジャンプ1発でフックオフ、、嗚呼。
暫く同じ場所を撃っても続かないので立ち位置を移動して同じパターンで探る。
するとまたもヒット。
が、これもバレ。
マジか～
と、続くキャストでようやくゲット。
たぶん今日ヒットした魚のなかでは最小かと。
でもまぁキッチリとキャッチできたことは嬉しいよ～
その後は上げの勢いが増してくるとボラも居なくなり反応も無くなり終了です。
肯定感
前回の釣行から1日空けて、入水しても大丈夫そうな水位になったのでGo！
ふと思い立って途中で釣具屋さんに寄って、
カゲロウ124Fチャートバックパールを買ってみる。
今日の水色ならバッチリだろうし、なんとなく惹かれるものがあったので。。
川の水量はまだ若干多くて水押しもやや強め。
下げ止まるまで少しづつ下りながら撃つ。
が、、ここが本命かな？と思う場所も何事も無く通り過ぎてしまった。
まだ川全体的に満遍なく流れが強くて、メリハリがない。
今の状況だとレストランはここじゃないのかな？
いつもならここで止めるんだけど、
ちょっと思うところがあってもうチョイ下流まで撃ってみることにした。
ソコリが近いこともあって若干水は高いものの、思った通りかなり前に出られる。
いつもあの辺りの流れはこんな感じで、プラス増水でこの辺はこんな感じ？
とイメージして、買ったばかりのカゲロウ124Fをフルキャスト。
ルアーの巻き抵抗の感じだと、思った通りの流れにルアーが入ったっぽい。
ゆっくりと巻き抵抗の抵抗が増していく。
ルアーがターンしている真っ最中だな～、と思ったタイミングでガツン。
川に上がってきたばっかりの銀ピカでコンディションのいい魚。
サイズもさることながら、読みが当たった時の魚は嬉しさも倍。
しかも行きがけに買ったばっかりのルアー、
無駄遣いじゃなかった説得力が謎の肯定感を呼んでさらに嬉しさ倍増です(笑)
もうちょっと居るかな？と思って粘ったけどその後は続かず終了。
水位が下がって
リアルタイム水位を見てみると随分と減水している。
堰の放水量が減ったのかな？
それならタイドグラフ通りに動いても誤差は無いのか？
というわけでいつも通りのタイミングで昨日のポイントに。
ところがそうは問屋が卸さないわけで…思ったより水が減ってる(汗)
案の定、お留守。
上手くいかんのぉ。
じゃあと言う事で逆に水位低下が良い方に転がるだろうポイントに向かってみる。
が、こっちは思ったほど水が減っていなくてガンガンに流れがカッ飛んでる。
良さげな場所にルアーを入れても一瞬で流れ切っちゃうね。
それに水の抵抗がデカすぎてルアーの回収も大変。。
全然釣りにならん。
なんとなく今日は外した感が強いな～と強烈な敗北感にさいなまれつつ終了です。
狙いすまして
日課のように毎日何度も川のリアルタイム水位をチェックしている。
先日の水位からどれだけ増えたか/減ったかで現場の水位をイメージ。
で、今日は過去の実績からアソコが堅そうな気がするので、
ニューロッドを持ってGO！
そう、確率の高い日に狙って初日入魂。
すなわちデビューウィンを飾ろうと言う計画なのです。
川に着くと案の定良い感じの水位と流れ。
よしよし…と、撃ち進む。
なのに、一番「ある」と持っていた場所を過ぎても反応がない。
もう一度撃ちなおすにしても少し時間を置きたいしなぁ、
もう２、３良さそうな所があるのでそこまで撃とう。
しかし更に進めど反応はない。
あれ～、まだ川に入って来てないのかなぁ？の「ないのか」くらいのところでグッと。
おお～やっぱり居たか！
新しいロッドも太いトルクとしなやかな追従性で微塵もバレる気配なく、
おめでとうございますの入魂です。
その後、間をあけて撃ちなおしたものの追加なんぞはこれっぽっちも無く…
ほんのちょっとだけ湧き上がった残念な気持ちを、
狙い通りの入魂というハッピーな気持ちで押し殺して納竿。
