Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

忍び足

3/30

水温:15度

18:00~20:00

 

仕事が忙しくなってきた。
作業のフェーズが予定より随分と遅れたぶん、これからは更に忙しくなるだろう。


もとより勤務先が遠いので、定時で上がったとしても川に入れるのは21:00近いというのに、今では会社を出られるのが早くてもその時間。
おかげで平日の夜の釣行頻度はかなり落ちてしまった。

 

今日は土曜日。
やっと釣りに行ける。

 

久しぶり過ぎてどこに行ったいいのか全く分からない。
いろいろと考えてみたところで、
こんな時は良かった記憶に引っ張られてしまうのは釣り人の常(笑)

これは程度の差さえあれ、バスプロすらそう。
プラで良かったパターンは、それがダメだったとしても捨てることは難しい。
それがストロングであればなおさらだ。


なので、ボンクラアングラーの自分がこんな選択をするのは
アタリマエのことで恥ずべきことでは全くない!
と強く強く自分に言い訳して前回と同じ下流域へ(汗)

 
個人的にはあまり好きではない、2本あるうちの強い流れのポイントへ。
しばらくキャストするも反応は得られず、あまり使いたくなかったバイブを投入。

他よりも少し水深のあるポイント。
きっちりボトムを釣るには有効だけどポイントに対してのインパクトが大きそうで、 できれば使いたくない選択肢だと思っている。
(まあ魚が居れば、の話だけど)

 

最後の引き出し(浅っ!)を空けてしまったので少し立ち位置を異動し、
再びシンペンからフルキャスト
と、次の瞬間! 
バックラです。。

どうやらシンペンが思いのほか飛んだため、
バイブで投げていたより下に巻かれていたフカフカのラインを一気に放出してしまったみたい。
ベイトのバックラはほぼ解けるが、スピニングのそれは致命傷になりかねないので
いったん上陸してゆっくりと慎重に解く。

バックラ解きに集中していると、どこからともなくピチャピチャと音が聞こえてくる。

規則的に、それも少しづつ大きくなりながら。
あれ、ここそういうオカルト的な話のあるところだっけ?
夏はまだまだ先だぞ、、

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ちょっと不思議な写真。これ何だと思います? (本文とは無関係です。)

なんて考えながら辺りを見回すと、上流から黒い物体が近づいてくる。
「マジか~」とビビりながら注意深く凝視していると、
なんとカヌーがやってくるじゃないか!

自分の正面を通り過ぎたカヌーは、しばらく先で止まりキャストしている。
釣りしてんだ??
この川で初めてみたわ~

しかしながらバックラ解きのタイミングで良かった。
キャスト中だったら灯りもついていないから気づかなかったかしれないなぁ。

などと思いながらバックラ解きに注力したけど、結局解けず終了。         何やってんだか。