Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

ベイトシーバス PEラインは4本編み?8本編み?

今やベイトシーバスはひとつのカテゴリーとして確立した感はある。

なので、今さらな感じは拭えないけど、、

現時点でのベイトリールのPEについて自分の考えをまとめてみた。

あくまでも自分の、ね。

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あなたはどちらが好み?

4本編みで2号くらい。

この辺りが最大公約数的な意見のような気がする。

高切れのリスクも減るし、バックラしても致命傷にはなり難い。

  

その通りだと思うし自分のタックルも全てそうしてきたけど、

常々リスクが回避できるなら8本編みを使ってみたいと思ってた。

 

なぜ?

それはもっと感度が欲しいのです。

 

私の愛用するフィッシュマンロッドは抜群の遠投性能と類まれなトルク、

アキュラシー性能と引き換え、感度はイマイチ。

誤解されないように言っておくと、フィッシュマンのロッドは大好き。

ずっと使い続けていきたい。

だからあえての8本編み、なのだ。

 

 

じゃ使ってみてどうだったか?

 

まずはメリットから。

 

感度は格段に向上しました。

そして細い。

だからリールへのラインストックが1割強?くらい多く入る。

キャストのライン放出でスプールのライン外周が小さくなりにくい。

簡単に言うと痩せにくい。

だからスプールが同じだけ回ったなら4本より飛距離がでる。

 

デメリットは、痛みやい。

 

サミングでササクレやすいとか、使っててすぐケバ立つとかでは無くて。

原糸が細いので、バックラして解く時はかなり注意しないと傷が入りやすい。

指のささくれとか簡単に拾うからノットを組む時に気を使う。

滑りがいいのでバックラした時にラインが深く噛み込み、高切れの原因になりやすい。

とくにコレを解くときが一番ラインを痛める。

それと。4本編みの比べてお値段がちょっと高い。

 

おおよそこんなところ。

 

対策として今していることは、フルキャストしない。

いっても9割くらい、ややセーブして投げる。

飛距離が出やすくなったから丁寧に投げればあまりバックラはしない。

しても深い噛み込みが無ければ深刻にはなりにくいし。

要はカックンバックラさえしなけれ問題無しかと。

 

で、使ってみての実感はというと、、

かなり良いです。

 

横から流れを受けながらのリフトアンドフォールなんかは顕著かな。

4本編みでオグルのリフトアンドフォールなんかは

何してんだかわからないくらいだったけど、今は問題無く使える。

 

じゃなんで今まで使わなかったのか?

それはメインがシマノのリールだったから。

シマノがダメなわけでは全く無いよ。

ただ、ダイワのTWSがヘタクソな自分の可能性の幅を広げてくれた。

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TWS ぱかー

先に書いたように4本、それもちょっと固めのゴワついたPEがベイトには使いやすい。

それには理由がある。

 

キャストしたとき、ルアーはリリースした直後からわずかに失速し、

その後、失速を続けながら飛ぶ。

このときラインはスプール~レベルワインダー間でスタックしながら放出されていく。

ゴワついたラインなら多少たるむくらいでそのラインの固さで押し出されていくけど、

しなやかさがウリでもある8本編みはそうはいかない。

ヘタをするとバックラに直結。

 

 

もちろんそのスプール~レベルワインダー間のライン放出についてはダイワはTWS

シマノはテーパードラインガイドを施策している。

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見えにくいけど、内側のテーパー。スプール側から絞られて外に向かって小さくなる。

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レベルワインダーのガイドリング。外側と内側で大きさがこんなに違う。

しかしながらこの施策の違いはPEを使用する事でより顕著になった気がする。

 

実際キャストするとわかるけど、TWSはラインが膨らんできたなと思っても、

そこからなんとかリカバリーしてキレイにラインを出してくれる。

友人が持っていたら、毛嫌いせずに借りて試してみるといい。

もちろん、自分のルアーを結んでね。

 

当然ながらキャスティングが上手なアングラーはどちらを使っても問題ないし、

既に8本編みでガンガンに投げてるよって人もいると思う。

まぁあくまで私の場合、だから。

 

現在、スティーズジリオンは8本編み、コンクとスコは4本編み。

 

次の巻き直しでスティーズには1.5号を巻いてみようかと。

ベイトのメリットってラインの太さが飛距離に影響しないから太糸を使えること。

個人的にはそこが一番なんじゃないかと思っている。

だから1号なんて巻かないけど。

 

残念ながら私のウデではモンスターなんておおよそ掛かることは無いし、

ホームでならば尚更(笑)。

だから操作性を求めて安心して冒険してみようと思います(笑)