Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

秋の干潟

11/2

20:00~01:30

 

毎年恒例の干潟遠征。

数年前は春のバチ秋のハイシーズンとしょっちゅう来ていたのに、

ここ最近はめっきり足が遠のきとうとう年イチに。

昨年は上手いことタイミングがあって釣果にも恵まれたけど、今年はどうかな。

goldvein.hatenadiary.jp

今年も風予想との睨めっこ。

去年との違いは超大型台風と集中豪雨の影響。

 

実は10/27辺りを予定していたのだけれど、10/25にとんでもない集中豪雨。

盤州干潟のある千葉ではとんでもない被害が。。

 

海の色が変わるほど濁りが入ったツイートを見て断念。

 

そして今週。

水も何とか回復し、風も弱いのでGO!

 

前情報一切なしの遠征だけど、それはそれ。

「釣れているから行く」は自分のスタイルとは違う。

犯人の判っている推理小説なんて読む気にならないでしょ。

 

そして当日。

現地に着くと駐車ポイントに車はゼロ。

ちょっと嫌な予感。

でも、まだ普通なら浸かる潮位じゃないからこれからでしょ、と強気にエントリー。

 

この時期はエントリー場所まで歩くには暑いけど、

浸かると寒いのでウェアのチョイスに悩む。

結局、歩くときにアウターは脱いで手で持ち入水前に着る。

 

入水するとさすが干潟といった感じで既にキンキンのジンクリアにまで回復し、

風も穏やかでウェーディング日和だ。

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横浜の夜景が見えるよ

1キャスト毎に一歩づつ進みながら流れの変化を探る。

引き抵抗から瀬とスリットを感じつつ良さそうな引き抵抗の場所は丁寧に撃つ。

 

いくつか目標になる杭を過ぎて、そろそろ本命場所が近くなってきた。

あとはもう少し潮が引けば目指すサンドバーの位置もはっきりするだろう。

下げる潮に合わせながら少しづつ前に出る。

 

目印のノリ棚の位置、陸の建物からこの辺りだろうという位置まで来たが、

一向にサンドバーの位置が分からない。

「あれ、この辺りのはずだったんだけどな、、」

右へ左へ移動するも、どこも大差のない地形が続く。

 

そうこうするうちに、以前ならとてもたどり着けない位置にあった杭に

もう少しで到達するくらいの位置まで来てしまった。

 「マジか、台風でここまで地形が変わったのか。。」

 

サンドバーは消失していた。

 

大潮なら更に沖まで出られそうな勢いで遠浅になっている。

今も、もっと浸かればまだまだいけそうだ。

どうするか、、

 

人間は本能的に浅い部分を探して進むので、

まっすぐ進んでもじつは深みを避けてジグザグに進んでいる。

 

以前より地形の起伏が大きくなている現在の状況では、

すんなり戻ってくるのは難しそうだ。

もしかしたらちょっとドキッとする状況になるかもしれない。

 

沖に出るのは諦めよう。

それにもう4時間以上も浸かっているし、良くなってきたとはいえまだ腰が痛い。

 

結局何も釣ることは出来なかった。

せっかくの遠征だけど、仕方ない。

もう少し早く、台風が来る前に来ればよかったと後悔。

今年はなにか歯車がかみ合わないな。

 

干潟はまた来年だ。

一年長げぇなぁ。。