増水パターン
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水温:未計測
17:00~19:30
前日の台風は直撃こそしなかったが、上流域にまとまった雨を降らせた。
ダムの放水も行われていて、エリア上流の水門も開いている。
この時期、台風後に機能すると思われるパターンがある。
コレ。
昨年はしっかりと機能していたけど、今年はどうか?
釣れればパターンとしては確立したとみていいかなと思う。
気になるのは今年のベイトの少なさだけ。
満潮で増水、条件はいい。
まだ明るいうちは待ったっく気配は無かったが、
暗くなると水面がときおりザワつきだした。
台風からの吹き返しでベイトの位置が予想とズレているけど許容範囲。
少し移動して近くで観察する。
ザワつきはするけどボイルは無い。
ルアーをローテしながらプレッシャーをかけないように間欠的にキャストする。
しかしながら反応はない。
よく見ていると、どうやら飛び交うコウモリに驚いてザワついているようだ。
もしかしたらシーバスは入ってきていないのか?
早くもパターン確立に黄色信号だ。
しばらく上流へ行ったり下流へ戻ったりと立ち位置を変えながら観察する。
と、やっとお待ちかねのボイルが!
しかしちょっと遠い。。
魚の向きが確認できない。
何度かのボイルに打ち込むもスカ。
しばしボイルを見送ってこれはというタイミングで打ち込むと、
グッっとティップが抑え込まれた。
サイズは大したことはない。
でも想定したパターンが再現できたことが最高に嬉しい。
その後はボイルもなく終了。
やっぱり魚が少ないみたい。
でも大きな収穫だ。
再現性が確認できて初めてパターンと言える。
新たな引き出しが埋まった瞬間だ。
気が遠くなるような時間をかけてひとつひとつ手探りで手に入れる。
愚直だけど、これが本来の釣りだと思っている。
念のため明日も確認に来よう。