Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

豊穣

2018/11/09

水温:19度

このところ潮が動く週末に限って風が強い。
風はある程度吹いていた方が魚は釣れると思うが、
釣りに集中できなくなるので自分はあまり好きではない。

日に日に下がっていく水温と、
8m超えを連発するGPVの風予報を苦々しく眺める週末が幾度となく続いた。
秋が終わってしまう。。

干潟へ行きたいのだ。 

予報を見ると今夜は風が落ち着くが、明日はまた強風だ。
今日は金曜、仕事が終わってからだとタッチアンドゴーで家を出ても微妙な時間だ。
しかし次の潮まわりに風が吹かない保証はないし、
水温も下がりきってしまうかもしれない。

 


ポイントに着いた時刻はソコリの約2時間前。
干潟は既に干上がり、ポイントは遥か沖のボディウォーターだ。
シャローで流れを探り、拾っていく釣りを楽しみにしていたのだが。。


良い気象条件の日にフィールドへ来れたことだけでも感謝しよう。
自分に言い聞かせながら30分ほど歩き沖を目指した。


目指すポイント付近へたどり着いたが、春先に確認していた地形が見つからない。
どうやら先の大型台風で地形が変わってしまったようだ。
波の立ち方からその名残が読み取れる。
まずは地形が作る流れの変化を中心に探っていく。

 


暫くしてセイゴのヒットはあったものの、それ以降が続かない。
ベイトも居て流れもある。
しかし、、


あれ?エリアのチョイス間違えた??
嫌な予感が走る。
この広大なシャロー。
ここまで来てしまったら、もうやり直しは効かない。。

移動しながら撃ち続けるも、あっという間にソコリ直前になってしまった。


沖を通過する前線の位置によって一時的に風が弱まる時間帯ではあったが
その後の予報どおり徐々に風が吹き出した。
これ以上は吹いて欲しくないな、なんて考えていた瞬間に待望のバイトが出た。

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その後、下げ止まる直前にヒットするもランディング直前にフックオフ。
どうやら潮のたるむ時間帯が時合のようだ。

潮が止まり完全に流れも無くなったが、
動き始めのチャンスを逃さぬようにひたすらキャストを続ける。

 

潮の動きを感じ始めたころから、らしくないショートバイトが続いた。
何とかフッキングしてもジャンプ1発でフックオフ。。
深いバイトが出ない原因を探ろうとルアーやカラーをローテするも変化はない。

 

強くなった向かい風がベストに波を打ち付け、そして美しく煌めいている。
夜光虫だ。
どうやら沖に大量に沸いているようだ。
ショートバイト祭りの原因はコレか。

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その後はどうにか3本キャッチするも、
その後は風が強さを増しバイトが遠のいた頃合いで納竿とした。

干潟にしてはサイズもそこそこ纏まり、
数こそ伸ばせなかったが実りの秋を体感できた。
やっぱり干潟は素晴らしい。

 

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11月ですが、まだまだエイは居ます。
ウェーディングされる方は気を付けて。