Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

お久しぶりブリーフ

 

またもや前回の釣行から2週間経ってしまった。

 

日中に所用があって出遅れ気味なので良い場所に入るのは難しそう。

案の定駐車ポイントにはそこそこの車が止まっている。

その中には知り合いの車も。

 

支度を整えて川へ下りるとその姿が見えた。

どうやら他の仲間と一緒に楽しんでいるようだ。

合流はせずに他のポイントに入ることにしうよう。

 

他のポイントに散ってしまっているのか、先の知り合い連中の車だったのか、

向かう先には誰もいない。

 

まだ薄っすらと周りの景色が見える。

いかにもマズメ時という感じで、相変わらず雰囲気だけは抜群だ。

 

一番良さそうな反転流をダウン、立ち位置を変えてアップから流すも反応が無い。

 

誰も居ないし、移動したところでまたこの場所には入れそうなので

下流方向を散策してみる。

 

どこも浅くて、おまけに対岸のキワに流心があるので手前には魚は居なさそう。

よしんば居たとしても食い気のある魚じゃないから、釣るのは難しいだろうな。

 

ベイト達がどのくらい入って来ているのかとライトを点けてみると、

一斉に爆ぜる銀の雨。

もう十分な量が入っている。

 

暫く下流方向へと歩くも変化に乏しくてどこも決め手に欠ける。

もしかしたら良い沈みモノが有るのかもしれないけど、それは今判らないしなぁ。

 

暫くぶらぶらしながら友人からのLINEに返信したりして、

ちょっと時間をつぶしてから先ほどの反転流に戻る。

 

立ち位置を吟味して、アップ気味に入れてあまり巻かずに反転流へと流し込む。

 

トレースするコースを変えながら何度目かの流し。

ルアーが湧き上がる鏡の中へ入ったときにヌンっとした手応えが。

反射的に合わせるもただ重たいだけ。

んん~?

 

ロッドティップを確認するとわずかに伝わる生命感、やっぱり魚だ。

あまりに無抵抗なので一気にゴリ巻きすると途中でわずかにドラグを鳴らした。

きっと鯉スレかナマズあたりだろう。

と思いながら足元に寄せた魚が身をひるがえした瞬間、ギラッ!

あ、シーバスだ。。

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ガリガリ。。

まだアフターで体力もなかろうに、、なんかゴメンな。

嬉しさと感謝、そして後ろめたさの入り混じった不思議な気持ち。

 

充分に蘇生させてからリリース。

 

産卵後の個体って体力が無いだけじゃなくて鱗とかも剥がれやすかったり、

顔の周りにある鱗ではない銀色の皮(って言ったら良いのかな?)も凄く弱くて

ズリあげしたりするとボロボロになっちゃう。

 

だから極力丁寧に扱ってあげたいね。

(もちろん「丁寧」はいつも重要なんだけど)

 

何本も抜ける時期、場所じゃないから1匹釣ったところで終了。

楽しい季節のスタート、かな?