ベイトが溜まるシャローはどうだろうと思い下流域へと向かう。
着いてみると、潮位のわりに水か引いている。
強烈な南風で飛距離が全く伸びず、ロッドを立ててもルアーがボトムを掻いた。
むむむ、いくら何でもこれじゃ魚が入ってこない。
イメージと現実の乖離に着いて早々やる気を失った。
仕方なくシャローは捨てて沖へと進む。
沖へ出れば出るほど風をもろに受けて釣り難い。
あ~ぁと思いながら眼前に上り始めたバカでかい月を眺めていた。
凄い早さで昇る月。
あの速度に比例して潮位も動いてるのかと思うとなんだか不思議な気持ちになるね。