ボイル観察
9/1
水温:未計測
11:00~13:00
朝マヅメはちょうど満タン潮止まりだし、
ベイトが居れば真昼間でもボイルはある、はず。
アングラーもおらんだろうと思ってのんびりと例のスプラッシュポイントへ向かう。
案の定、だれも居ない。
当たり前か、どピーカンで気温は35度以上あるんだ。
酔狂でもなければこんなことしないか(笑)
入水すると、何故だか濁っている。
先日、朝マヅメに来たときは深夜の雨のせいだと思っていたけど、
どうやら下げの勢いで流れ込む支流から廃土されるせいっぽい。
あまりの暑さに、ヒタヒタまで引いた水の中に座ってボイルを待つ。
暫くするとイナッコがざわつき始めた。
やっぱり居るんだ。
暫くすると例のスプラッシュが始まる。
ごく稀にボイルもある。
スプラッシュとタイミングを吟味してルアーを入れるも反応はない。
まあこんなもんだろう。
アレコレ手を尽くして反応が得られないのでキッパリと諦める。
もうとっくにスレただろうし。
せっかくなのでこの状況をじっくりと観察してみる。
暫くすると、ザザザーとイナッコが体を水面に出してスキップする。
それもすぐ目の前で。
あいにく例の濁りのせいで水中はハッキリと見えないが、
そこは雷魚のサイトで散々鍛えた眼力?(笑)
濁りの中にほんの少しだけ濃い濁りの固まりがゆっくりと移動しているのが見える。
意外だったのは、ザワつくイナッコの勢いとは対照的なくらいニュートラルな状態で、
しかも思った以上の距離を空けてゆっくり泳いでいる。
その距離2メートルくらいか。
そして深い。
なるほど、こんな魚にルアーを放り込んだところで反応が無いのは当然か。
この状態でストークして、食べやすい場所に来た時に一気に食い上げるのか。
定点でボイルが起こるのはこのためか。
思い出してみると、
ボイルが起こる場所って大体いつも同じ場所で起こっている気がする。
これを先の状態から類推すると、
ベイトが捕食しやすいなにかしらの要因を持った場所なんだろうか。
今はマヅメやデイだけど、夜でもその場所はあるていど不変なんじゃないか?
なんて気がする。
もちろん潮位とかベイトの種類によって、機能する/しないはあるとは思うけど。
ボイルが起こるピンを覚えておいて、
これから秋のナイトゲームで狙ってみるのもアリかも知れない。
相変わらず時々ザワザワし続けているけど、もう暑さでこちらが限界だ。
もちろん何も釣れることなく昼の部終了。
そう、昼だ。
今日は夜もやる。
つづく。