Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

混迷

11/14

 

水温 14度

 

あの小さなコチを釣ったあと、時間をずらし同じポイントへ何度かエントリーしたが

バイトを得ることは出来なかった。

 

その後は干潟やアジ釣りなどが続き、

すっかり川での時間は間が空いてしまった。

 

どこでどう釣るのか?

しっかりとした方向性を定めたいと考えて、

まず可能性の消し込みを行うことにした。

 

本来なら落ち鮎本番の時期だ。

まずは最上流の確認に向かう。

上流を釣るにはいささか潮位が下がり過ぎた時間になってしまったが、

まずは釣果より鮎の状況を確認したかった。

 

本来ならば産卵場所になろう瀬に鮎の姿は無い。

何よりアングラーよりも落ち鮎を心待ちにしているはずの鳥の姿がない。

 

まだ落ちていないのか、それとも今年は無いのか。

今夜は無いと、キャストせずその場を離れた。

 

次のポイントはそこから数キロ下流

アングラーの姿は皆無。

突然下がった気温に今シーズン初のダウンを着込んだが、

少し強めの北風にまだ寒さに慣れない体が筋肉を硬ばらせる。

 

落ち鮎を意識してアップからの流し込みでコツリとだけ感触を得たが、

バイトかどうか怪しいところだ。

 

身体が冷え切るまでキャストを続けたが、

それ以降は何の反応も得られぬまま終了とした。

 

もちろん写真も無しだ(笑)

 

今回の釣行で今シーズンの鮎は捨てることにしようと決めた。

理由はいくつかあるが、最大の理由はやはり鮎の少なさだ。

過去にないほどの大型台風や下がらない水温など、

自信を持ってやり切れない理由が多すぎる。

 

 

さて、どうしようかな。