Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

もう無理かもと思ってたけど、まだイケる?

12/14

19:30~21:30

 

フィールドに着いて水温を計ろうとベストのポーチの中を探すも、無い。

時々ポーチのくちが空いたまま釣りをしてしまう事もあるけど、

その状態で下を向かなければ中身が出てしまう事はない。

 

ポーチ内のリーダー、ハサミ、ミニプライヤーは残っている。

まさか水温計だけ? それは考えにくいなぁ、なんて思いながらのスタート。

 

潮位の割に水位が低い。

ウェブのリアルタイム水位とつじつまが合わないのは、

上流の堰が放水を絞っているからか。

(水位観測所は堰の上流。たぶんだけど)

このところのローウォーターはそう言う事だったのかと腑に落ちた。

 

またもや流心が遠くて苦戦しそうだ。

ならばと対岸へとプチ移動。

 

来てみたいとは思っていたけど、対岸は初めて。

むしろこちらから釣った方が良いんじゃないの?と思うような流れ。

しかしながら狙いどころがハッキリしている分、白黒ハッキリしているというか、

やれることの選択肢は少ないと言うか。

 

案の定、30分もすればやることはやり尽した感じで後が無い。

ポイントを少し休めて再度攻めるも反応無し。

 

やることも無くなってしまったので、せっかくだから水の中でも観察してみよう。

シーズン中だと他のアングラーに迷惑がかかるからこうい事はやり難いしね。

 

おおよそ12~13度くらいの水温だと思うけど水の中はまだ生命観に溢れていて、

小さな手長エビやオイカワ?やハゼの稚魚など豊富。

随分と水は冷たく感じるんだけど、こんなに居るんだなぁ・・・

 

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ハゼの稚魚

こういう目視できる「根拠」というか「可能性」と言うか、

これならまだチャンスは有りそうだと思わせてくれるモノってすごく有難い。

 

 

早々に釣果は諦めて車に戻ってラゲッジの前に立つと足元からパキッと音が。

ライトを点けて確認するとそこに、、

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こ、これはーー

無くしたと思っていた水温計じゃないか。

ベストを車から降ろした時に、偶然コイツだけポーチから出ちゃったんだね。

 

嫌な音はしたけど損傷はなさそう。

頭についたスプリットリングのお化けみたいなやつが踏まれたときに歪んだくらい。

見つかって良かった。

 

落としたものを回収しただけだから結果は±0。

しかも自分で落としておいて、それでもなんとなくテンションがあがるのは不思議(笑)

人間の心理ってよく考えるとちょっと怖い。