Gold vein

一攫千金 いつか金脈を掘り当てようとフィールドを徘徊するアングラーの備忘録です

今年初のフロッグゲーム

天気が良い日を狙って今年初の雷魚ゲームに行くことにした。

 

現地の天気は良好だけどマズメ時以外は風が強い。

カバーの有無にかかわらずトップ縛りのこの釣りに風は大敵だ。

 

どうしようかと迷ったけどベストな状況を待っていたらシーズンが終わってしまう。

ただでさえ今年はスタートが遅くてシーズンは短い。

 

かつては夜駆け朝打ちを体現するかのようなスタイルだったけど、

今は深夜のロングドライブが苦痛で。

 

加齢による体の衰えもあるけど、

深夜と言う視覚的な情報量が少ない時間はいろいろと考え事をし過ぎてしまって。

最近はそんな時間が苦手なんだよね。

 

そんな訳で早朝出発の9時過ぎ現着という超のんびりスケジュール。

もちろん既に陽は高く風も強い。

 

昨年はほとんど来なかったので、釣りをしながらフィールドの状態を確認する。

 

遠征メインのこの釣りはオフシーズンの間にフィールドに起こった事が全く判らない。

すっかり干された池でもシレっと満水、なんならウィードが生えていたりするし。

 

そんな事にも注意しながらフィールドをつぶさに観察する。

水位や水生植物の状態、踏み跡、もちろん魚の姿も。

 

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これは家の近くのお城の堀ですよ

比較的呼吸が頻繁でかつ風の影響を少ない場所を選んで竿を出してみる。

  

この時期は個体によってコンディションの差が激しい。

冬眠からの回復期で頻繁に呼吸を繰り返す個体や、

つい先日冬眠から目覚めたような個体、既に産卵を意識して相手を探し回る個体。

 

じつはこの手のタイプは全部釣り難いんだよね。

上手くタイミングを合わせれば口を使うんだけど。

雷魚のコンディションは1日を通して一定ではないので、

変化するそのタイミングを狙えば、、、

 

どうやら今回は食い気より色気の個体が多いみたい。

既に体色も黒化していて、ルアーを見ても完全にスルー。

苦戦しそうな気配が濃厚です。

 

でも嬉しい誤算も。

ナマズの活性が異常に高い。

カバーに着いている個体とクルーズする個体、どちらも高活性でアグレッシブだ。

しかもデカイ。

ナマズも70センチを超えると相当パワフルだね。

 

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このゲームが盛り上がっているのも良くわかる。

なんなら魚が違うだけで、やっていることは雷魚と変わらんし。。

 

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これもあと少しで70アップの良い個体でした

 

肝心の雷魚はというと、、夕暮れ時にやっと口を使ってくれた。

 

本来なら見つけてもキャストしないサイズだけれど、

反応が見たくて投げたら素直に食べてしまった。

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釣った魚の中で本命が一番小さいとは、、

 

1泊して翌日も釣りをしたものの「昨日の今日」で何かが劇的に変わる訳はないので、

とうぜん前日の焼き直しの様な展開。

あまり深追いしても結果が変わる事は無さそうなので昼過ぎには終了。

 

今回の遠征はちょっとタイミングが悪かったみたい。

次回はひと潮くらいの間隔を空けて来てみようかな?